Tenrei third

Tenrei thirdとは?

「Tenrei third」は、M5(5分足)ベースのEMAクロス
起点にしたエントリーと、H1(1時間足)での相場環境判定
(レンジ or トレンド)を組み合わせた、多層構造のEAです。

しかも、トレンド時に限定してマーチンゲール+ピラミッディングを行い、
レンジ相場ではVWAPとボリンジャーバンドによる逆張り戦略に切り替わります。

主な機能・特徴

✅ EMAクロス+トレンドフィルター

  • M5足の EMA5/EMA10クロスを検出
  • EMA20の方向性でトレンド整合性を確認
  • DI(Directional Indicator)によるモメンタムチェック
  • VWAPとの乖離もフィルタリング(過熱抑制)

✅ トレンド判定とレンジモード切替(H1ベース)

  • ADX + Bollinger Band + ATR を使ったマルチ判定で「トレンド or レンジ」を自動判別
  • 手動でレンジモードに固定することも可能

✅ トレンド時限定マーチンゲール

  • ADXとDIギャップが一定以上の「強いトレンド」の時だけマーチンを許可
  • 最大24段階まで(現実的には制限をかける設計)

✅ ピラミッディング(ナンピン)戦略

  • ポジション間に最低6pips以上の乖離があれば 最大4段階まで積み増し
  • 直近の建値を基準に再計算

✅ 柔軟なTP(利確)ロジック

  • ATRベースのTP
  • Pivot(R1/S1, R2/S2)ベースのTP(オプション)
  • レンジ時にはBBラインで反発を狙う短TPを自動設定

✅ VWAPフィルター

  • H1のVWAPからの乖離が一定以上あると ノーエントリーで回避
  • トレンドでもレンジでも過熱相場を回避

✅ Donchian SL(ストップロス)

  • ドンチャンチャネルによって 直近30本の最高値・最安値からSL設定
  • フィルタされた損切りで過剰ロスを抑制

✅ ATRトレーリング

  • 一定利益到達後に ATRに応じて動的にストップを追従
  • 脱・固定利確の「伸ばせる利は伸ばす」戦略

✅ Volatility Width Filter

相対ATR相対BB幅を用いて相場のボラティリティを評価。

  • UseVolWidthFilter = true で有効化
  • ATR_pct_threshold = 0.00142
  • BB_width_threshold = 0.00643
  • H1フレームで VolLookbackBarsH1 = 200 本分を観測

「勝ち月」と「負け月」の差を基準に、相場が活発なときだけエントリーを許可。

✅ 月ゲート (Monthly Gate)

相場の「季節性」を月ごとに判断し、相性が悪い月は前もってEAの動作を停止。

  • UseMonthlyGate = true
  • 月初に MonthlyCheckBarsH1 = 48 本で評価
  • 月途中に MonthlyMinBarsH1 = 120 本で再確認

評価にはVolatility Width Filterと同じ関数を使用。

✅ リスクガード (Risk Guard)

EAが暴走する前に止めるリスク管理機構。

  • UseDailyLossGuard = true → 有効化
  • MaxDailyLossPct = 2.5
    • 24時間で-2.5%以上の損失で自動停止
  • MaxConsecLoss = 8
    • 8連敗で自動停止
  • RiskBlockHours = 24
    • 停止後、24時間ブロック

損失の連鎖を止めるための自動ブレーキ。

パラメータ説明

項目 内容 初期値
Lots 初期ロット数 0.01
UseAutoModeSwitch トレンド/レンジ自動切替を有効にする true
UseRangeModeManual レンジモードを手動指定(上書き用) false
TP_ATR_Multiplier ATRを何倍にしてTPを計算するか 6.0
TP_PivotLevel ピボットTPの使用レベル(1=R1/S1, 2=R2/S2) 1
UsePivotTP ピボットによるTPを使うか false
UseATR_FreeTP ATRベースTPを優先するか true
ADX_Period ADXの期間 14
ADX_Threshold トレンド判定のADX閾値(以下でレンジ) 28
BB_Period ボリンジャーバンドの期間 23
BB_StdDev ボリバンのσ値(レンジ幅) 2.6
MA_DevPips BB中央線からの乖離許容(pips) 15
ATR_Threshold ATR閾値(ボラティリティ上限) 10
EMA_PeriodSlow EMA長期(M5) 10
EMA_PeriodTrend トレンド方向確認用EMA 20
EnableVWAPFilter VWAPとの乖離でエントリーを抑制するか true
VWAP_ATR_Multiplier ATRの何倍以上VWAPから離れていたら抑制する 0.7
UseDIFilter DI(+DI / -DI)フィルターを使うか true
DI_Timeframe DI判定用の時間足(通常M1) M1
DI_Period DIの計算期間 14
MaxPyramids 最大ピラミッド回数 4
PyramidDistPips 追加エントリー間の最低乖離(pips) 6
MartingaleInTrend トレンド時のみマーチンを許可するか true
MartingaleMultiplier マーチン倍率(1.0 = 同ロット) 1.23
MartingaleMaxStep 最大マーチン段階 24
MartTrendAdx ADXがこの値以上ならマーチン可 25
MartTrendDIGap トレンドの「強さ」と「方向性」を見極めるための指標 +DI10 – -DI10
TrailStartATR ATR×○倍の利益が出たらトレーリング開始 1.0
TrailATRMultiplier ATR×○倍をSLに設定 1.5
DonchianBars SL計算用のドンチャン期間 30
EvalTF エントリーロジックの評価時間足 M5
MAGIC このEA専用のマジックナンバー 20250621
extern double ATR_pct_threshold 勝ち月/負け月の中間値 0.00142
extern double BB_width_threshold 同上 0.00643
extern int VolLookbackBarsH1 H1での観測本数(~1〜2週間) 200
extern int MonthlyCheckBarsH1 月初チェック本数(H1) 48
extern int MonthlyMinBarsH1 月途中の安全再判定 120
 extern double MaxDailyLossPct  直近24hの損失がBalance比で-2.5%超なら停止 2.5
extern int RiskBlockHours 何時間ブロックするか 24
extern int MaxConsecLoss 連敗で停止(0で無効) 8

EAの思想

このEAは「なんでもマーチン」ではありません。
強いトレンド時だけ段階的にポジションを追加する堅実設計です。

逆に、レンジ環境ではしっかり逆張りに切り替えることで、
従来のマーチンEAにありがちな「相場に逆らって大爆死」を回避。

また、ガチガチフィルタで無駄なエントリーを回避。

 最適な通貨ペアと時間帯

      • 推奨通貨:EURUSD ※GOLDも設定次第では〇

      • 推奨時間帯:ロンドン〜NY時間のボラティリティ高い時間

      • スキャルピングではなく短期デイトレード向け

セーフティ設計

      • ロット制限あり(最小/最大チェック)

      • 口座IDロック機能(Unauthorized防止)

      • 履歴からマーチン段階を更新する「スマートメモリ型」

バックテスト動画はこちら

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EAの受け取り方法

  1. 下記リンクからXMリアル口座を開設

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    MT4のスタンダード口座のみ対応です。
    上記リンク以外で開設された口座ではEAは動作しません。

    ご希望のEAを下記ラインよりお伝えください。

    • Tenrei second(完全自動MT4)
    • Tenrei third (完全自動MT4)
    • Setsuna(裁量EAMT4)

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