
- 新しいPythonファイルを作成するため、
File -> New File
を選択し、ファイル名をexample.py
などにして保存します。 - Pythonコードを記述します。たとえば、
次のような簡単なコードを書いてみましょう。
print("Hello, World!")
- ファイルを保存したら、VSコードのターミナルを
開き(Ctrl + '
で開きます)、次のコマンドを実行します。
python example.py
これで、「Hello, World!」という出力が表示されれば、Pythonファイルの実行が成功です。
デバッグ機能の利用
VSコードには強力なデバッグ機能が搭載されています。
ブレークポイントを設定して、コードの実行を一時停止し、
変数の値を確認しながらステップ実行することができます。
デバッグを行うには、まずデバッグモードを開始し、
ブレークポイントを設定したい行番号をクリックします。
次に、左側の「Run」アイコンをクリックして、デバッグを開始します。
まとめ
Pythonの学習は、シンプルでパワフルな文法と、
豊富なライブラリのサポートのおかげで非常に魅力的です。
まずはGoogle Colabのようなオンライン環境で
実践的に学びつつ、次第にVSコードなどの
ローカル開発環境に移行していくと良いでしょう。
Pythonは、シンプルで読みやすく、
幅広い用途に使用できるプログラミング言語です。
初心者から上級者まで、さまざまなレベルの
プログラマーが使いやすい言語として知られています。
このブログでは、Pythonの学習方法や、実際にPythonを
使う際に役立つツール、基本的なコードについて解説します。
また、VSコードを使ってPythonを実行する
方法についても紹介していきます。
Pythonの学習方法
まず、Pythonの基本的な文法や構造を学ぶには、
公式ドキュメントや入門書がおすすめです。
公式ドキュメントには、各機能の詳細や
サンプルコードが載っているため、具体的に
どのようにコードを書くべきかが理解できます。
しかし、最初からすべてを理解するのは難しいかも
しれないので、徐々に進めていきましょう。
次に、実際に手を動かしてコードを書いてみることも重要です。
書籍やオンラインの教材を読みながら、サンプルコードを
動かしてみたり、自分で小さなプログラムを
作成したりすることで、理解が深まります。
また、エラーメッセージが出たときに、
どう対処すればいいかも実践を通じて学べます。
グーグルコラボラトリを使おう
Pythonの学習を始める際に便利なツールとして、
「Google Colaboratory」があります。
GoogleColabは、ウェブブラウザ上で動作する
Pythonの開発環境で、インストール不要で簡単に
使えるため、特に初心者にとって理想的なツールです。
GoogleColabの最大のメリットは、Pythonの環境構築に
悩むことなくすぐにコードを実行できる点です。
ローカル環境にPythonをインストールする手間が省け、
ブラウザさえあればどこでも作業が可能です。
さらに、Googleアカウントさえあれば無料で利用でき、
作成したノートブック(コードを保存したもの)は
Googleドライブに保存できます。
また、以下のような機能が備わっています。
- インタラクティブな実行環境:セルにコードを記述して即座に実行結果を確認できる。
- 簡単な共有機能:他のユーザーとノートブックを共有し、共同編集が可能。
- GPU/TPUサポート:機械学習やディープラーニングなどの計算負荷が高い処理に対応可能。
Colabを使うには、まずGoogleアカウントにログインし、
Google Colaboratoryにアクセスします。
新しいノートブックを作成し、コードセルに
Pythonのコードを書いて実行するだけで簡単に動かせます。
Pythonで最低限知っておくべきコード
Pythonを学習する際に、最低限知っておくべき
基本的なコードや構文をいくつか紹介します。
これらを理解しておくことで、簡単な
プログラムを作成することが可能になります。
1. 変数とデータ型
Pythonでは、変数を使ってデータを保存し、そのデータを操作できます。データ型には、数値型、文字列型、リスト型などがあります。
# 数値型 x = 10 y = 3.14 # 文字列 name = “Python” # リスト型 fruits = [“apple”, “banana”, “cherry”]
2. 条件分岐
条件に応じて異なる処理を行う場合、if
文を使います。
x = 10 if x > 5: print("xは5より大きい") else: print("xは5以下です")
3. ループ
ループは、同じ処理を繰り返し行う場合に使用します。Pythonでは、for
ループやwhile
ループが使われます。
# forループ for i in range(5): print(i)# whileループ count = 0 while count < 5: print(count) count += 1
4. 関数
コードを整理して再利用可能にするために、関数を使います。
def greet(name): return f"Hello, {name}!"print(greet("Alice"))
5. リスト内包表記
リスト内包表記を使うと、簡潔で効率的なコードを書くことができます。
squares = [x**2 for x in range(10)] print(squares)
PythonをVSコードで動かす方法
Pythonの学習が進んだら、次に検討すべきはローカルの開発環境です。
Google Colabは便利ですが、ローカル環境で
Pythonを実行できると、さらに高度な開発が可能になります。
その際におすすめのツールが「Visual Studio Code」(VSコード)です。
VSコードは、Microsoftが提供する無料のソースコードエディタで、
Pythonをはじめ、さまざまなプログラミング言語に対応しています。
軽量かつ多機能で、拡張機能をインストールすることで、
コードの補完やデバッグなど、開発をスムーズに進めることができます。
VSコードのインストール方法
- まず、Visual Studio Codeの公式サイトにアクセスし、
最新バージョンをダウンロードしてインストールします。 - インストールが完了したら、VSコードを起動します。
- Pythonの拡張機能をインストールするため、
画面左側の「拡張機能」アイコンをクリックし、
「Python」と検索します。出てきた
Python拡張機能をインストールします。
Pythonの実行環境設定
VSコードでPythonを使うには、Python自体が
ローカルにインストールされている必要があります。
まだPythonがインストールされていない場合は、
Pythonの公式サイトから最新のPythonを
ダウンロードし、インストールします。
Pythonがインストールされていることを
確認するには、ターミナルを開いて
次のコマンドを入力します。
python --version
これでPythonのバージョンが表示されれば、
インストールは成功しています。
VSコードでPythonファイルを実行する
VSコードでPythonファイルを実行する手順は次の通りです。
- 新しいPythonファイルを作成するため、
File -> New File
を選択し、ファイル名をexample.py
などにして保存します。 - Pythonコードを記述します。たとえば、
次のような簡単なコードを書いてみましょう。
print("Hello, World!")
- ファイルを保存したら、VSコードのターミナルを
開き(Ctrl + '
で開きます)、次のコマンドを実行します。
python example.py
これで、「Hello, World!」という出力が表示されれば、Pythonファイルの実行が成功です。
デバッグ機能の利用
VSコードには強力なデバッグ機能が搭載されています。
ブレークポイントを設定して、コードの実行を一時停止し、
変数の値を確認しながらステップ実行することができます。
デバッグを行うには、まずデバッグモードを開始し、
ブレークポイントを設定したい行番号をクリックします。
次に、左側の「Run」アイコンをクリックして、デバッグを開始します。
まとめ
Pythonの学習は、シンプルでパワフルな文法と、
豊富なライブラリのサポートのおかげで非常に魅力的です。
まずはGoogle Colabのようなオンライン環境で
実践的に学びつつ、次第にVSコードなどの
ローカル開発環境に移行していくと良いでしょう。